おはようございます。 金沢のはんこ屋・塩屋です。

窓から見える空はどんよりしていますが予報では晴れマークです。

コロナの感染予防のため辛い毎日が続きますがお互い身体には十分に注意しましょう。

さて、「普段は気にしなくても、いざ街中でハンコ屋さんを見つけるのは中々難しいです。」と、お客様から聞く事があります。

おそらく、いつもはあまり気に欠けず店舗の前を車で通過しているけどハンコを買う時には「あれっ? どこに店があったかな・・・?」となるのだと思います。

これとは逆にネットでハンコを買おうとすると今度は「沢山あり過ぎて、さぁ、大変です。」ハンコのキーワードで検索するとその数の多さには驚きますよね。(笑)

ですから通販で買う時の注意点は「あなたはどういうハンコを買いたいのか」を先に決めておく事をお薦めします。

そうしないと「何が何だか分からないうちに買っちゃた。」となるからです。

何も難しく考えなくてもいいですよ。 下記にザックリ書き上げますね。(参考までにどうぞ)

1、とにかく安いものが欲しい 2、1日でも早く欲しい 3、値段はそこそこでいいから良いものが欲しい 4、値段は高いけどとにかく自分だけのものが欲しい

 

上記1と2は一番解りやすいと思います。 それは「あなたが決められるからです。」予算と納期というのはお客様の一番重視する部分ですので「○○円までの予算、もしくは、何日までに欲しい!」さえ明確でしたら「よし!ここで買おう!」とすぐに決定できるはずです。

私も買う立場になるとそうですが3と4で決める場合に何を基準にすべきか難しいですよね・・・「正直、迷ってしまいます・・・」

ただ、一つ言える事は3と4で迷っているという事は少なくとも納期にある程度余裕があるのではないでしょうか・・・?

こういう時は「先に印材と予算を決めておくといいかもしれませんよ」(あなたの好みで良いのです)

そしてすぐに買うのではなく候補にあげた店舗に電話やメールで「お問合せする事です」。

例えば、あなたの好みの印材が柘材なら「国産のつげですか?」・黒水牛でしたら「芯持(しんもち)ですか?」・※牛角なら「実際に彫刻する印材を写メして下さい」※(色合いが微妙に異なるからです)※象牙でしたら「並材、中材、上材、特上、芯持ち、横目のどれを使用していますか?」※(牙の部分により肌理細かさが異なるため)などです・・・・

また、印材の予算が決まっていても販売業者によって価格は異なります。「なぜ、A店とB店はこんなに値段が違うの・・・?」こういう事は多々あると思います。

でも、ここまで考えるという事は既にあなたは「良いものが欲しい」と思っているのではないでしょうか・・・

おそらく「手彫り印鑑」を謳っているサイトで迷われていると思いますので、そういう時は「完成した印鑑に一連の作業の写真を付けて下さいね」と言えばいいだけです。 販売業者の答えで明確になりますよ。

最後になりますが、私の見解では1と2は無資格者による薄利多売の回転率を重視した「ロボット印鑑」3は1級技能士や自称はんこ彫刻士による「手仕上げ印鑑」4は1級技能士や1等印刻師による「手彫り印鑑」に分けられると思います。

ただし、4の「手彫り印鑑」を謳うサイトであっても「本当かな・・・??」と思うサイトが沢山あるますよ。(笑)