おはようございます。 金沢のはんこ屋・塩屋です。

今朝は快晴! 窓から陽ざしが差し込んでいます。

さて、いきなりですがあなたが今後印鑑が必要になった際には、おそらくお近くの路面店や通販で購入するのではないでしょうか・・・?

その際にお好みの「書体見本」でお選びになると思いますが、はたしてそれでいいのでしょうか・・・・

「それだけでご自身のお名前がハンコの字になった時のイメージができますか?」

あなたと全く同じお名前の書体見本がそこにあればいいですが、大半の場合は違っているはずです。(当然ですよね)

そこでお薦めしたいのが「私の名前をハンコの書体にしたらどうなりますか?」の一言です。(簡単ですよね)

もし、そう言っても「お客さんのお名前だったらこんな感じになりますよ。」と販売業者さんが見本帳を指さしたりするようじゃちょっと考えた方がいいですね。 無資格者(1級技能士ではない人)でハンコが彫れない事が考えられるからです。

普段から人様のお名前を彫刻しているのなら「おおよそこんな文字でこんな感じに収まりますよ。」と草案(ラフ)は書けるはずですが無資格者はモニターに表示される文字をボタン一つ押すだけでハンコを作っているわけですから書けなくて当然ですよね。

これじゃ大切な印鑑が完成するまでイメージできないまま「でたとこ勝負」になってしまいますよね。

出来上がった印鑑を捺印して初めて「えっ? こんなふうになるの???」と違和感があるより、注文時に「なるほど、私の実印はこんな感じになるんだ~」と心の準備をしてから完成品を待つのとでは、どっちが安心できますか・・・?

私はそういう意味でも「下書き」は重要な作業だと思っています。