おはようございます。 金沢のはんこ屋・塩屋です。

今日は穏やかな天気になり絶好の洗濯日和になりました。(笑)

さて、あなたはご自分や贈り物にハンコを注文する際に何かこだわりはありますか?

私は実店舗で承る場合に一通り説明させていただいてから「何かご不明な点やご心配な点はございませんか?」と口癖のようになりました。

お客様からかえってくる言葉に「わからい事が何か解らないです。」とよく聞きます。(ごもっともです)

注文をいただく際に必ず注意しなくてはいけない点は2点あります。それはご予算と納期です。これをクリアーしてから初めてお仕事をいただける事になるのですが、もう一つ重要なのはお客様の文字をハンコにした場合の下書きだと思っています。

実は案外これを省かれている業者が多いのが事実です。 というか、できない業者が圧倒的に多いでしょうね。(実際にハンコを彫れなくてはできない作業だからです)

店員が見せるパターン化された見本帳で「お客様のハンコはこんな風になりますよ。」これでオシマイ。あとは完成するまで注文したハンコがどうなるか待つだけです。「これじゃ心配になって当然ですよね。」(笑)

印鑑の基本書体はザックリ分けて楷書体、行書体、草書体、隷書体、古印体、篆書体の6つあります。

あなたが実印が必要になったと仮定した場合、一般的には上記の※篆書体(お札に印刷してあるハンコの書体)を用います。

「ただ、どうでしょう?」「ご自分のお名前を※篆書体にした場合に想像ができますか・・・?」

あなたが趣味で篆刻(書画などに捺す石のハンコ)をしているとしたら別ですが、殆どの人はイメージできないのが普通だと思います。

見本帳で「あなたのお名前はこんな風になりますよ。」と言われたところで、それってご自分のお名前ですか?(笑)

ちなみに、金額的には全く異なりますが不動産を購入される時は必ず外観図を提示され「お客様のお家はこんな風になりますよ。いかがですか・・・?」とご覧できるはずです。

同様に生涯使用していくであろう大切な実印が予算、納期、印材の特徴だけで「あとは任せたよ」でいいですか?

私の言いたいことは「出来上がりのハンコのイメージを持ったらいかがでしょうか・・・?」という簡単な事です。

そうすれば、注文してから完成するまでの間「いったい自分のハンコはどんな風になるのかな・・・?」と余計な心配をしなくて済むんじゃないでしょうか?

今度、印鑑が必要になった際は路面店でも通販でも上記の事を求めてみてはいかがでしょうか・・・?

ちなみに通販サイトではプレビュー画面ですぐわかるサイトもありますが、あれはPCフォントなので大量生産された市販のハンコと同じ流れ作業で出来るハンコです。(もちろん、それを解っていて購入するのならいいと思いますが・・・)

ただ、私のいっているイメージ下書きというのは人が書くオンリーワンのものですので誤解なさらないでくださいね~

型番商品ならともかく、せっかく注文するのならご自分だけのハンコにしたいと思いませんか?

 

「私と一緒にオンリーワンの実印を創りませんか?」

https://www.shioya-inbo.com/