おはようございます。 金沢のはんこ屋・塩屋です。
先程、月2回の資源回収のゴミを捨ててきました。 今朝は寒いです・・・・
さて、実店舗にご来店いただく方が「ハンコの相場ってどのくらいですか?」と聞かれる事があります。
私は「業者さんによって価格帯は異なりますので特にないと思いますよ。」とお答えしています。
「えっ? そうなの?」と思われるかもしれませんが、ネットで検索すると一目瞭然ですよね。(はっきり言ってしまえばピンキリです)
この業界に限らず「何でこうも値段がちがうの?」という商品やサービスは沢山あります。
私に「どうしてなの?」と聞かれても正直困りますが、結論から言えば価格帯は販売業者が決定しているから店によって異なります。
印章業界に限って言えば脱サラし昨日・今日から開店して技術や知識がない無資格者がレーザーロボットで作るハンコと、方や10年以上経営している1級技能士が彫刻する印鑑の販売価格が同じ方が「えっ?」と思いませんか・・・?
小さな印鑑かもしれませんが完成するまでにはいくつかの作業手順があります。 それを省いてできたハンコと一つ一つの作業工程を丁寧に完成した印鑑とではどちらがいいですか?
注文したはずなのに人の手が全く入らずPCフォントのゴシック体で市販のハンコ同様流れ作業でできたハンコと、オンリーワンの字形で構成し彫刻刀で一つ一つ丹念にできた印鑑とでは値段は異なって当然だと思いますがいかがでしょうか?
あなたもハンコの自動販売機があるのがご存じだと思いますので、失礼ですがあなたも「よし、自分のハンコは自分で作るぞ!」と思えば出来てしまうわけです。(もちろん、ご自身で作成する事になりますが)
つまり、ザックリ分けると、あなたが作ったハンコ、激安・激早の無資格者が作ったはんこ、1級技能士が彫刻した印鑑の3つになりますよね。結果、ハンコの相場は特にないものになります。
「生涯自分だけの印鑑を持ち続けたいあなたに」