こんにちは、金沢市のハンコ彫刻士、塩屋です。
今日の金沢は朝から雨が降っています。11月らしい陰気な天気になってしまいました・・・・・・
さて、先程、若い男性のお客様がご来店になり、結婚を機会に実印用の印鑑のご注文をいただきました。
ものは2本とも黒水牛で15ミリ丸と奥様用の13.5ミリ丸、書体は篆書体です。
納期も急いでいるご様子でしたので、早速段取りにかかっている最中に電話がなりました。
「さっき実印の注文をした〇〇です。 印鑑をキャンセルしたいのですが、よろしいですか・・・・?」 と の事・・・・・
特に理由は聞かず 「大丈夫ですよ。お預かりしている代金(内金)をお返しいたしますので、ご都合の良い時にご来店いただけますか・・・・?」 と お伝えすると、「嫁さんの方でハンコを既に用意してあるというので、本当にすいませんでした・・・・」 との事でした・・・・
私は 「こういった事は良くある事ですので、どうぞ気になさらないでくださいね」 と言うと 「本当にごめんなさい・・・・・」 との繰り返しのお返事でした。
実は上記のような事は今までにもあります。このお客様に限らず、おそらくお相手の方に内緒(サプライズ)でお贈りする事を考えているのだと思いますが、結婚を機に印鑑をプレゼントする人は多いので注文する際には前もってお相手の方に確認をしておいてもよいかもしれません。
もちろん、注文をいただく事ができなかった私は残念ですが、それ以上にお客様がお互い重複してハンコを贈る事になるともったいない気がするのは私だけでしょうか・・・・・・(笑)