おはようございます。 金沢のはんこ屋・塩屋です。
コロナ禍で大変ですが、ここ数日快晴の日が続き空を見ているほんの一瞬だけ気持ちが晴れます。
さて、お客様から印鑑のご注文を承る際に「ハンコのワクがかけないですか?」と聞かれることが良くあります。
ズバリ言って一番の原因は「印鑑ケースからハンコを取り出す時に落としてしまうことです。」
象牙のような硬い印材でもかけることはあります。(お客様から見せてもらう事もあるので)
普段、普通に使用して印鑑ケースに入れて保管する分には全く問題ないですが、何かの拍子に「落としてしまう事もあると思います。」
あわててる時・考え事をしている時など色んな状況がありますよね。
そんな時はテーブルや台の上で印鑑ケースを開けるように、また、何もない時は「手のひらにケースを包み込むように」「そ~と」開けてみてください。
印鑑ケースが「裏返しの状態で溝部分から本体が飛び出している」ことがあるので「急いでパカン!と開ける」と落下することがあるからです。
ちなみに「私のはチタンのハンコだから落としても問題ないよ」と思われるかもしれません。でも・・・
※金属のハンコはかけないかもしれませんが、場合によっては「凹む」かもしれません。
※石のハンコはかけるどころか、本体そのもが破損(割れる)する事もあります。
(※両方とも手彫りのできない印材です)
つげ材(木)・黒水牛や牛角(角系)・象牙(歯)については彫刻刀で彫れる(手彫りができる印材)です。
また、印材としての歴史も古く安心して使用できる印材です。(すべて硬いですよ~)
繰り返しになりますが、どんな印材でも印鑑ケースから取り出す時に少し慎重になっていただければ「永くご使用できる事間違いなし」です。
あなたの大切な印鑑が末永くご使用できますように~ (^^)/