おはようございます。 金沢のハンコ屋・塩屋です。

ここ数日穏やかな日が続きます。「絶好の洗濯日和ですね。」(^^)/

さて、あなたは印鑑を注文する時にどうなさっていますか?

お店の方が勧める通りにしていませんか?(解らないから仕方がないと思っていませんか?)

一つだけお薦めしたいのは「私の文字をハンコにした場合、どんなふうになりますか?」と伝えることです。「←これはけっこう重要です。」

特に「早い・安い」を謳う業者さんは「ハンコの自動販売機」同様、レーザーで「ザ~~」と作ってしまうので、おそらく、「見本帳」で「こんな感じになりますよ」で注文が完了すると思います。

でも、よ~く考えてみてくださいね。「その見本帳にあなたのお名前はありますか?」(沢山ある苗字ならあるかもしれませんが・・・)

特に実印や銀行印は一般的に篆書体(てんしょたい:お札に印刷してあるハンコの書体)を用いますが、ご自身のお名前をその書体にした場合のイメージがつきますか?

篆刻や書道をなさっている方は普段目にすることも多いと思いますが、一般の方でしたら中々イメージし辛いと思います。

私は実店舗で承る際はササっと「草案」を書かせていただきますので、「え?こんなふうになるの!」とか「おぉ~! 俺の字ってカッコいい~!」とかお客様によって反応は様々です。

でも、それが「違和感」だとしたら「それでは、こういう風にしたらいかがですか?」「こちらの書体にしたらこうなりますよ」とその場で修正することも可能です。 そして、あなたがお選びになった方で彫刻させていただくことになります。

要は「あなたご自身が納得できるかどうか」ではないでしょうか。

価値観は人それぞれですが、いくら安くて早くても見本帳だけ見せられて出来たハンコを見てから「え~~? 私の実印ってこんなふうになるの~~!」では残念だと思いませんか・・・?