おはようございます。 金沢のはんこ屋・塩屋です。

窓からはどんよりとした空がうかがえます。

さて、あなたは印鑑を購入される時は「下書き」を求めていますか?

お店の人に「お任せします。」で終わっていませんか?

おそらく殆どの方がハンコの見本帳などをご覧になって「こういう感じでお願いします。」で済まされていると思いますが、本当ならもう一歩突っ込んで「ハンコにした場合、私の文字はどのようになりますか?」「草案でいいのでお願いします。」とお店の人に求める事をお薦めします。

一般的に主に実印の場合は「お札に印刷されているハンコの書体(篆書体:てんしょたい)を用いるのですが、実はこれは普段書いて彫刻していない人には中々かけないものです。

店主が「縁起のいい書体で彫りますね。」あなたは「はい、それでお願いします。」では、ご自身の大切な印鑑がどんなふうになるのか完成するまで心配ではないですか・・・?

このご時世、自動販売機でご自身でハンコが作れます。もちろん、あなたも作れます。

もし、下書きを求めて拒まれる業者があるとしたら、その方は印鑑を彫刻する技術がないと見たほうが良いでしょうね。

あなたが自動販売機で作った方が、よりオリジナリティの高いハンコになると思いますよ。