おはようございます。  金沢の印鑑彫刻士・塩屋です。

今朝のNHKのローカルニュースでは石川県は向こう3か月は暖冬続きという事で、例年より積雪が少なくなる事が発表されました。

やはり農作物にも影響がでるらしく少し先の事を心配している今日この頃です。(心配してもしょうがないのですが・・・)

さて、突然ですが通販サイトでは「手彫り印鑑」を謳ったものが星の数ほどありますが、購入される時に「あなたは何をもって手彫印鑑と判断されますか?」「そのサイトのデザインですか?」「文章のうったえ方ですか?」それとも「ハンコを彫刻している店主の写真などですか?」・・・人によって判断基準は様々ですが「本当に手彫りの印鑑なのか?」と思った事はないですか?

注文したハンコだけが手元に届いて「それが本当に人の手によって彫刻されたものか」お解りになりますか?

「完全手彫り印鑑」「手彫りのはんこ」「手彫り印鑑」などサイトでの表示記載は多少は異なっていても購入する側からいえば、どれも同じ性質のものと思って当然ですよね。

ただ、純粋な手彫りの工程ができる人は1級印章彫刻技能士という称号を持った人だけに限られます。

残念ながら上記の印章店は非常に少なく無資格者のサイトが多くを占めます。(レーザーロボットでザ~と出来てしまうハンコが主です)

「手彫り印鑑 翌日発送!」「手彫り印鑑が数千円!」には、驚きを通り越してあきれてしまいます。(先ず無理です)

もちろん最初からそれを解っていて購入されるのなら問題ないと思いますが、「手彫り 印鑑」や「印鑑 手彫り」などで検索なさる方は、おそらく「手で彫刻したハンコ」を求めているのではないでしょうか・・・?

本当の手彫り印鑑とは完成したハンコだけがお手元に届くのではなくて「完成に至るまでの作業工程書」があって客観的に「なるほど、手彫りの印鑑はこうやってできるんだ。」と納得するものではないでしょうか・・・?

最後になりますが「手彫り印鑑」の記載表示なら誰でもできますよ。  お時間があれば下記のサイトをご覧くださいね。

 

本当の手彫り印鑑をお考えの方は https://www.shioya-inbo.com/