こんにちは、金沢のはんこ屋・塩屋です。

10月に入って今日で早や11日になりますね。いかがお過ごしですか?

日中は暑かったり朝晩は肌寒かったりしますのでお互い健康には気をつけましょうね。

さて、 仕事柄 同業他社のHPを見る事があるのですが無資格者が多い事が目立ちます。

この業界(印章店)には自身で印章彫刻できる人とそうではない人が混在しています。

一般の方がハンコが必要になって購入する際に重視する点は納期と価格だと思います。(当然の事ですよね)

ただ、ここでちょっと気にかけて欲しいのはその店によって、それ(納期・価格)が極端に異なる事です。

「これって、不思議じゃないですか?」「なぜ、こういった違いが生じるのかご存じですか?」

それはズバリ前述通り有資格者と無資格者によってこのような違いが生じるのです。

ザックリとした説明で恐縮ですが、先ず無資格者というのは自身で印章彫刻をできない人になります。

全国展開している同じ屋号の印章店がこれになります。この方たちはデータによる印鑑制作が殆どです。

例えば、A店、B店、C店・・店と所在地や中で働く人が違っていても出来上がる印鑑は店頭で販売されている三文判と同じで流れ作業的でどこで購入しても同じ印鑑になってしまいます。

(※理由はハンコの文字を書く事と彫刻刀で彫る事が出来ないためレーザーロボットによる流れ作業になります。)

これに対し有資格者は自身で印章彫刻する事ができます。(※1級印章彫刻技能士を取得しています。)

印章文字(お札に印刷してあるハンコをご参照下さい)を筆で書く事ができ、さらに、それを彫刻刀で彫る技術がありますので正しくオンリーワンの印鑑になります。

屋号も異なればそこで働く人の経営方針も様々ですので、当然、できあがるハンコは1個、1個、異なるわけです。

まとめてみると、無資格者印章店のメリットは「安い、早い」デメリットは「注文しても市販のハンコと同じ仕事内容」有資格者印章店のメリットは「オンリーワンの印鑑」デメリットは「納期がかかり、金額も高め」という事になるでしょうか・・・

お客様あっての商売ですので上記は単なる綺麗ごとかもしれませんが印鑑が必要になった時に参考にしていただければ幸いです。

私は貴方にとって生涯安心してご使用できる良い印鑑を彫らせていただきます。「 ちょっと宣伝させていただきますね。 (^_^) 」

最後までお読みいただきまして ありがとうございました。 <(_ _)>