おはようございます。 金沢のはんこ屋・塩屋です。

3月も中旬になりましたが、お変わりございませんか?  今朝の金沢はわりと暖かく感じます。

さて、このところ自動販売機で作成するハンコの事を綴っていますが、あなたはこれについてどう思われますか・・・?

もはやハンコは誰でにでも、すぐに出来てしまうものになりましたね。

路面店に行ってうっとしい店主の話を聞かなくてもいいし、通販サイトでは注文フォームから個人情報まで入力する必要もありません。

とにかく1円でも安くそしてすぐに手元にハンコが必要になった時はご自分で自動販売機で作ってしまえばいいのです。

「えっ! それで大丈夫なの?」と心配になる人もいるかもしれませんが、もちろん完成するハンコのよしあしは別として認印、銀行印、実印にできるはずです。 それを目的にして作成するわけですから出来なくてはおかしいですよね。

「素人が作るのに問題ないかな・・・?」と思われる方もいるかもしれませんが、私は大丈夫だと思います。

なぜなら、あなたが買おうとしている激安・激早の路面店、通販のサイトも無資格者つまりハンコを彫刻する点については素人だからです。(笑) 「それマジかよ?」と思ったらご自分で確認するのが一番ですよ。

路面店でしたら電話で聞けばいいですし、通販サイトでしたら会社案内もしくは彫刻者の案内ページがあります。

そこに「1級印章彫刻技能士」(1級技能士)と記載してあれば問題ないですが、ないとしたら失礼ですが今あなたが作ろうとしているハンコと殆ど変わりはないと思いますよ。

ちょっと考えて下さいね。 特に通販サイトでは「え~? なんでこんなに値段が違うの?」と思ったことはあるでしょう。

理由は簡単です。ロボットによる彫りっぱなしのものができるだけです。人の手が一切入っていない流れ作業のハンコだからです。

私が見ても「これじゃ利益出ないね」というサイトが沢山あります。 これにはとにかく「数」をさばくしかありません。

つまり、人の手を入れている暇などないんですよ。彫刻技術がないのが彼らの「強味」そして、その時間こそが「利益」だからです。

自販機と同様、モニターに写しだされる文字を「ポン!」とボタン一つで作るわけですから、もしかしたら「ここは、もう少しこうしようかな・・・」「ここは、こうしよう・・・」とあなたが考えながら作るハンコの方がオリジナリティの高いものになるかもしれませんよ。

つまりハンコは誰でも出来ちゃうわけです。 もちろんオンリーワンの印鑑を求めるのなら別ですが・・・・

 

「オンリーワンのハンコには証拠があります。」

https://www.shioya-inbo.com/