おはようございます。 金沢のはんこ屋・塩屋です。
今朝起きカーテンごしから見える外は銀世界です。
昨晩になって硬い雪が降りだし「明日は少し積もるな・・・」と、思った通りになりました(笑)
ただ、この時期ですので地熱も高く雪ダルママークは今日だけなのが幸いです。
今年初めての金沢らしい冬といった感じです。
さて、いきなりですがネット通販での印章店の数には驚きませんか?
ネットでは星の数ほどの業者さんがヒットしても案外近所には実店舗がなかったりするものですよね。
印章業界には厚生労働大臣認定の1級印章彫刻技能士(実技と学科)に合格した人たちがいます。
ただ、誤解なさらないでほしいのですが全国の印章店がこれを取得しているわけではありません。
「はんこ」だけのキーワードで検索されると無資格者が殆どだと思いますよ。
1級印章彫刻技能士の人は別として私が違和感があるのは作務衣を着てハンコを彫っているただの見せかけ写真です。(これ誰でもできます)
ネット通販では文章より写真の方が訴求効果があるため一般の方(消費者)側から見ると「おっ! スゴイ!」と思われてしょうがないのですが、同業者側みると何となく滑稽ですね・・・(笑) (ただの見せかけなのです)普段は作務衣を着て仕事しているわけではないと思いますよ。
案外上記のような人に限って無資格者だったりします。 「会社案内ページに1級技能士が記載されているか確認してくださいね。」
ちなみに印鑑を購入される時に優先する価値観は人それぞれですがけっして安い買い物ではないと思います。
私も勉強する意味で同業他社のサイトを見ますが、「実印はお札の文字を使用します。」と文章は良いとしても捺印見本は丸ゴシック体をそのまま構成したものです・・・(残念ですね)
あなたもご存じの通りお札に印刷してあるハンコの書体というのは「中国で生まれた篆書体」です。(もちろん漢字もそうですが)
注意してよーくご覧になれば解りますが微妙にタテとヨコの線の太さや線質に抑揚があります。(ゴシック体ではないので)
この話をすると長くなるので、すいませんが今日はここまでとさせていただきますね。
2月も20日近くになって雪が積もったり、気温の落差もあるのでお互い身体に気をつけましょうね~
「筆で書いて彫刻刀だけで彫るオンリーワンの実印」
https://www.shioya-inbo.com/content/sakuhin.html
「昔は2月大雪と言いましたが、この程度は普通です。」
「前に見える山はスキー場ではありませんよ~(笑)」