今晩は、金沢市のはんこ屋、塩屋です!

昨日書いた手下書きを、本日、お客様に送信しました。 いつも通り時間をかけて書いたのですが、お客様からのお返事が気になるのは、これもいつものことだ・・・・・。

いくら時間をかけても、お客様のイメージとかけ離れているとどうしょうもない・・・・。

手下書きと言うのは、私がお客様に解りやすくお伝えする意味でのものですが、私達の業界では、これを印稿(いんこう)といいます。

印稿というのは、印艦が出来あがった時に捺印した時の印影を厳密に書く作業です。 (一番大切な作業です)

私は、HPからご注文いただいた際には、必ずこの作業を工程に加えます。 と いうのも、お客様が どのような雰囲気の文字を求めているのか、まったく解らないからです。

店頭で、お客様とお顔を会わせながら印鑑のご注文をいただく場合にも、もちろん下書きはさせていただきますが、ネットでのご注文の際は、当然の事ながらお客様とお顔を会わす事もできなければ、お客様の表情、言葉のニュアンスも全くの皆無です。

正直、私も心配ですが、たぶんご注文されるお客様は、もっとご心配だと思うのです・・・・・・

そんなお客様の不安を少しでも取り除くために、この作業を行っているわけです。

また、お客様のイメージされるものと、私が考えている雰囲気を極力近づける意味もあります。

幸いに、お二人に送信した、手下書きが、両方ともOKのお返事をいただく事ができました。 こころの中で 「あ~よかった・・・・」 と安心するひと時でもあります。

後日、実際にほる印材に文字を書かせていただき送信するのですが、先ずは 第一工程の経過をお伝えしました。