こんにちは、金沢市のハンコ彫刻士、塩屋です。

今日の金沢は雨ですが、そんなに強くは降ってはいません。ポツポツといった感じです・・・・・

予報ではこの後、雪になるそうですが積らないでほしいですね・・・・

さて、今日は午前中は黒水牛の15ミリ丸と12ミリ丸の※補刀(ホトウ)をしました。

突然ですが、手でハンコを彫る工程は3つあります。

ザックリ説明させていただくと、順番に 1、字入れ(ジイレ)は印材に筆で文字を書く作業。 2、荒彫り(アラボリ)は彫刻刀で文字の周りを彫る作業。 3、仕上げ(シアゲ)は彫刻刀で文字の太さを整える作業 になります。

前述した※補刀とは仕上げ後の微調整だと思って下さいね。

3の仕上げ後に捺印した際に、修正個所(線質に強弱をつけたい部分)を発見できます。そこに手を加える事を補刀といいます。

これをやるのと、やらないのとは大きな差がでますので、とても重要な作業なんですよ~(笑)