こんにちは、金沢市の印章彫刻士、塩屋です。

今日の金沢は午前中はスッキリしない天気でしたが、昼近くになって快晴になりました。 外に出した洗濯物は既にパリパリになって乾いていると思います。(笑)

さて、先ほど川北町から女性のお客様がご来店になりました。 ご注文いただいたのは、柘の12ミリ丸を名で実印用に、9ミリ丸を姓で銀行印用に、共に篆書体で彫らせていただくつもりでしたが、名はひらがなが入るので篆書体をアレンジした新篆書体で彫らせていただく事にしました。

女性のお名前には、今回のようにひらがなが含まれる事がよくあります。 ひらがなには漢字のように篆書体が存在しません。 そのため、バランスをとるには例えは不適切かもしれませんが、丸ゴシックのようにアレンジしなくてはいけません。もちろん、これは問題ないのですが、それをさらにアレンジするわけです。 皆さんもよくご覧になっている吉相印風にします。 こうする事により、曲線を多用して柔らかい雰囲気にまとめることができます。