象牙印鑑15ミリ丸の※改刻（削って彫り直す仕事）のご注文をいただきました。

こんにちは、金沢市の印鑑屋、塩屋です。

今日の金沢はとても暑かったです。ラジオのニュースでは北海道で35度の猛暑日になり、これは過去最高らしいです。　「北海道で35度っていうのは、あまり聞いた事はないですよね！　スゴイ！」

さて、今日は男性のお客様から象牙の※改刻のご注文をいただきました。　【※彫刻部分を削って彫り直す仕事の意味です　】　直径16.5ミリと15ミリの2本ご持参になって、娘さんの実印になさりたいとの事でした・・・・・　娘さんは独身なので、この場合　名（ファーストネーム）でお受けする事になりました。

最初は16.5ミリ丸で彫る事を考えられていたようでしたが、私が「女性の実印としては少し大きい感じがしますが・・・・」　と　お伝えしたところ、結果、15ミリ丸の方で彫らせていただく事になりました。

その場でイメージ下書きを書かせていただき、書体についてはお札に印刷してある篆書体をお薦めしたのですが、ご持参になった印鑑の書体がお好みらしく、印相風のヨコ型のバランスをお選びいただきました。　お客様がおっしゃるには、　「以前、母から印鑑の文字にあまり空白が生じないように・・・・・」　という事を聞いていらしたらしく、そのご希望に沿うように仕事の段取りにかかる事にしました。

納期はゆっくりいただいたので、明日は※印面（彫刻部分）を削って平らにします～～～