こんにちは、金沢市のハンコ屋、塩屋です。
今日の金沢は真夏のような暑さになりました。お蔭で洗濯機を2度まわしましたし、布団も干せてラッキーでした～（笑）
さて、先ほど終了したのですが今日は久しぶりに彫刻刀を研ぎました。
先日、黒水牛の印鑑を荒彫りした際、刃先が折れてしまった物もありましたので、中砥石から仕上げ砥石へと研いでいきました。
私が使用する彫刻刀は専門用語で※印刀（いんとう）といいます。
文字の周りを彫る事を※荒彫り（あらぼり）といいますが、この印刀は１番刀（いちばんとう）から6番刀（ろくばんとう）まであり、数字が大きくなるほど刃先の幅が広くなっていきます。
これに対し、文字の太さを整える作業を※仕上げ（しあげ）といいますが、荒彫り用の彫刻刀とは刃のつき方が違います。
なんせ1度に20本程研ぐので、正直、腕が痛くなります～（笑）
