おはようございます。 金沢のはんこ屋・塩屋です。
窓からどんよりした空が見えます。
さて、いきなりですが印鑑ケースに入っている朱肉を使用する事はあまりお勧めできません。
その理由は肉池(朱肉が収まっている径)が小さい事と印鑑ケースが汚れてしまうためです。
実は印材問屋さんからケースを仕入れた状態では、上記写真のように朱肉が入っているわけではございません。
私の場合、ピンセットで一つずつ入れていきます。(けっこう時間がかかる作業なんですよ・・・)
大きめの朱肉で彫刻面を軽く何度もつけてから、平仮名の「の」を書くイメージで捺した方が綺麗な印影が期待できますよ。
ただ、そうは言ってもお手元に朱肉がない場合は仕方ありませんよね。
そういう時だけにご使用いただければいかがでしょうか。