おはようございます。 金沢のはんこ屋・塩屋です。
昨日、一昨日の雨模様とはうってかわって今朝の金沢市は快晴です。
さて、あなたがご自分のハンコを注文するときは業者さんに全てお任せしますか?
もちろん、納期と予算は定まっていると思いますが、いざ、印鑑を注文する時は色々と迷うのが当然だと思います。
私が承る時に注意する点は「この人は何にこだわりをもっているのだろうか・・・?」という事です。
例えば実印をご注文いただくとしますよね。 お客様が若い女性だとします。
この場合、前もって既婚者かどうかお聞きします。もし、独身の場合は※名(ファースト・ネーム)での彫刻を提案いたします。※印鑑登録した印章が実印ですので、「名」でも全く問題ありません。
この場合「えっ!名でも実印になるのですか・・・?」とおっしゃる人が殆どです。
「名」を実印とすることで、将来「姓」(苗字)が変わったとしてもハンコそのものを作り変える必要がないからです。※自治体での事務的な手続きは発生します。
もちろん、これについては男性でも同じですので、何もフルネームにしなくてはいけない決まりはありませんよ。
また、私はその場で下書き(草案)を書かせていただく理由は姓名で二つ書けば必ず「こっちでお願いします。」となるからです。
特にハンコの書体は文字によって普段書いている「字形」とガラッと変わり、お客様が違和感をもたれる事がしばしばあります。
これがあるのとないのとでは全く違います。少なくとも完成してから「え~? こんなのになるの・・・?」は回避できます。
もし、これをご覧になっているあなたが今度実印を注文する事があったら上記の事を参考にしていただければ幸いです。
何か一つこだわりがあれば永く使用していくハンコに、より一層の愛着がわくと思いますよ~
「先ず手下書きであなたのイメージに近づけます」