こんにちは、金沢のはんこ屋・塩屋です。

4月に入ったとたんに雪が降ったり風が強かったりと、ここ数日は不安定でしたが、今日の金沢は春らしい穏やかな日になりました。

さて、先日、当HPからお客様所有の象牙芯持ち横目印材で彫刻を承りました。

横目印材は高級なうえさらに芯持ちです。(スゴイ!)

ただ、普通の象牙と異なり彫刻はかなり難しいです。(過去に彫刻した事があるので・・・)

何と表現して良いか解りませんが、あまり攻めすぎる彫刻ができないのです。

普通の象牙でしたら早く腕を動かしながら彫刻するのに対し横目の場合は「ゆっくり、ゆっくり・・・・」といった感じで彫ります。

先に「攻め込めず」と言ったのは文字の輪郭ギリギリまで彫れない事です。 その理由は、輪郭線がギザギザにむしり取られるようになるからです。

横目印材にはそういったイメージがあったので、とにかく探るように慎重に慎重に彫りました。

コツとしては文字をやや太目に彫りあげ仕上げで文字を作ります。

本日はそれの補刀(ほとう):仕上げたものを修正する作業をしておおよそ完成しました。

思った通りスムーズにいって良かった~~(笑)